エラー番号の説明
solaris のエラーの説明
solaris におけるエラー番号に対応するエラーシンボルと、 その意味を以下に説明します。エラーの説明の一行目は、エラーメッセージそのものです。
番号 | シンボル | エ ラ ー の 説 明 | |
---|---|---|---|
1 | EPERM | スーパーユーザではありません。 このエラーが返される一般的なケースは、ファイルに対して その所有者またはスーパーユーザだけに許されている更新処 理を他のユーザが行おうとした場合です。またスーパーユ ザだけに許されている何らかの処理を一般のユーザが実施し ようとした場合もこのエラーが返されます。 | |
2 | ENOENT | ファイルまたはディレクトリが存在しません。 指定された名前を持つファイルが存在すべきなのに存在しない、 またはパス名中のいずれかのディレクトリが存在しません。 | |
3 | ESRCH | プロセス、LWP、あるいはスレッドが存在しません。 指定された PID 、LWPID_t 、あるいは thread_t を持つシス テムにプロセスが存在しません。 | |
4 | EINTR | システムコールに割り込みがかかりました。 システムサービスルーチン実行中に、ユーザがキャッチする よう指定した非同期シグナル(割り込みや終了など)が発生 しました。シグナル処理後にサービスルーチンの実行を再 開 すると、あたかもそのルーチンへのコールがこのエラーを返 したかのように見えます。 マルチスレッドアプリケーションでは、他のスレッドまた は LMP が fork(2) を呼び出すと、EINTR が返されること があります。 | |
5 | EIO | I/O エラー 物理的な I/O エラーが発生しました。場合によっては、 I/O エラーを実際に起こしたコールの直後のコールに対し てこのエラーが返されることがあります。 | |
6 | ENXIO | デバイスまたはアドレスが存在しません。 特殊ファイルへの I/O が指定されたが該当するサブデバイ スが存在しない、またはデバイスの限度を超えて存在します。 またこのエラーは、たとえばテープデバイスがオンラ イン状態にない、あるいはディスクデバイスにディスク パックがロードされていないような場合にも返されます。 | |
7 | E2BIG | 引数リストが長すぎます。 exec ファミリのルーチンに対して、ARG_MAX が示すバイト数より 長い引数リストが渡されました。引数リストの最大長は、 実際の引数リストの長さと環境がエクスポートし たシェル変数の長さの合計値です。 | |
8 | ENOEXEC | exec フォーマットエラー ファイル実行要求が出され、アクセス権は正しかったが、 ファイルのフォーマットが正しくありません( a.out(4) 参照)。 | |
9 | EBADF | ファイル番号が間違っています。 ファイル記述子が示すファイルがオープンされていません。 あるいは書き込み専用にオープンされたファイルへ読 み取り要求が発行されました(またはその逆)。 | |
10 | ECHILD | 子プロセスができていません。 プロセスが wait ルーチンを実行しましたが、存在する あるいは待つべき子プロセスがありませんでした。 | |
11 | EAGAIN | プロセス数、あるいは LWP が限界です。 たとえばシステムのプロセステーブルが満杯またはユーザが これ以上のプロセスを生成することを許されていないな どの理由で fork ルーチンの実行が失敗しました。または メモリまたはスワップ領域が不足のためシステムコールが 失敗しました。 | |
12 | ENOMEM | スペースが足りません。 exec、 brk、または sbrk ルーチンの実行中に、システム が割り当て可能な限度を超えたスペースをプログラムが要 求しました。割り当て可能スペースの最大値は一時的な値 ではなく、 システムパラメータとして定義されています。 一部のアーキテクチャでは、テキストセグメント、デー タ セ グメント、またはスタックセグメントを構築するのに必 要なセグメンテーションレジスタが多すぎる場合、および fork ルーチン実行中にスワップ領域が不足した場合にも、 このエラーが発生します。リモートファイルシェアリング ( RFS)に関連したリソース上でこのエラーが発生した場 合、一時的なメモリ不足を表す場合もあります(システム コールが発行されたときのシステムの動作により異なります)。 | |
13 | EACCES | アクセス権が与えられていません。 ファイル保護システムで許していない方法でファイルをア クセスしようとしました。 | |
14 | EFAULT | アドレスが間違っています。 ルーチンの引数を使おうとしたときハードウェアのエラー を検出しました。たとえばポインタ引数を用いるルーチン に不当なアドレスが与えられたとき、(その状態をシステ ムが検出できるなら) errno は EFAULT にセットされる可 能性があります。不当なアドレスをどのように検出するか はシステムにより異なります。したがってあるシステムに おいては、誤ったアドレスをルーチンに渡した場合の結果 は予測できない場合があります。 | |
15 | ENOTBLK | ブロック型デバイスを指定しなくてはなりません。 ブロック型デバイスを指定すべきところ(たとえば mount ルー チンの呼び出し)に、非ブロック型デバイスまたは ファイルが記述されていました。 | |
16 | EBUSY | デバイスは使われています。 すでにマウントされているデバイスをマウントしようとし ました。または現在稼動中のファイル(オープンされてい るファイル、現在のディレクトリ、マウントされている ファイル、使用中のテキストセグメントなど)が存在して いるデバイスをアンマウントしようとしました。 現在使用 可能なアカウンティングをさらに使用可能にしようとした 場合にもこのエラーが発生します。このエラーが起きたと き、 該当するデバイスやリソースは使用不能です。すでに ロックされていることを示す場合、 ミュー テックス (mutex) 、セマフォ、条件付き変数、および読み込み / 書 き出しロックも EBUSY を使用します。また、プロセッサ制 御関数 P_ONLINE も EBUSY を使用します。 | |
17 | EEXIST | ファイルが存在します。 存在しないファイル名を記述すべきところ(たとえば link ルーチンの呼び出し)に、既存のファイル名を指定しました。 | |
18 | EXDEV | デバイスにまたがるリンクになります。 別のデバイス上のファイルへのハードリンクを試みました。 | |
19 | ENODEV | デバイスが存在しません。 あるデバイスに対して不当な操作を試みました(たとえば 書き込み専用デバイスへの読み取り要求など)。 | |
20 | ENOTDIR | ディレクトリではありません。 ディレクトリ名を指定すべきところ(たとえば chdir ルー チンへの引数やパスの接頭辞)に、ディレクトリ以外の名 前を指定しました。 | |
21 | EISDIR | ディレクトリです。 ディレクトリに書き込もうとしました。 | |
22 | EINVAL | 引数が正しくありません。 signal または kill ルーチンの呼び出し中に未定義のシグ ナルを指定したり、たとえばマウントされていないデバイ スのアンマウントのように不当な引数が指定されました。 | |
23 | ENFILE | ファイルテーブルがオーバフローしました。 システムのファイルテーブルが満杯、つまり SYS_OPEN が 示す個数のファイルがオープンされていて、現在はこれ以 上のファイルはオープンできません。 | |
24 | EMFILE | オープンされたファイルが多すぎます。 あるプロセスが、一度に OPEN_MAX の値を超える数のファ イル記述子をオープンしようとしました。
| |
25 | ENOTTY | デバイスへのioctl が正しくありません。 特殊文字デバイス以外のファイルを指定して ioctl ルーチンを呼び出しました。 | |
26 | ETXTBSY | テキストファイルは使われています。(旧仕様) 現在書き込み用にオープンされています。あるいはプロ シージャのみからなるプログラムを実行しようとしました。 あるいは現在実行中のプロシージャのみからなるプロ グラムを書き込み用にオープンまたは削除しようとしまし た(このエラーは古い仕様です)。 | |
27 | EFBIG | ファイルが大きすぎます。 ファイルのサイズが RLIMIT_FSIZE が示す値を超えました (ulimit)。 または、ファイルシステムがサポートするファイルサイズを超えました。 | |
28 | ENOSPC | デバイス上のスペースが足りません。 通常ファイルへの書き込みまたはディレクトリエントリの 生 成を試みましたが、デバイス上の使用可能なスペースが 十分ではありませんでした。fcntl ルーチン実行時には、 システム上にレコードエントリが残っていないのでレコー ドロックの設定または削除が行えなかった場合にもこのエラーが発生します。 | |
29 | ESPIPE | シークが正しくありません。 lseek ルーチンの呼び出しがパイプに対して発行されました。 | |
30 | EROFS | 読み取り専用のファイルシステムです。 読み取り専用でマウントされたデバイス上で、ファイルま たはディレクトリを更新しようとしました。 | |
31 | EMLINK | リンクが多すぎます。 LINK_MAX が示す値を超える数のリンクを生成しようとしました。 | |
32 | EPIPE | パイプが中断されました。 データを読み込むプロセスが存在しないパイプ上で書き込 もうとしました。この状態が発生すると通常はシグナルが 発行され、そのシグナルが無視されるとこのエラーが返されます。 | |
33 | EDOM | 数学引数が関数の領域外です。 数学パッケージ(3M)中の関数の引数が、その関数の領域外でした。 | |
34 | ERANGE | 数学関数結果が表示不可能です。 数学パッケージ(3M)中の関数の結果の値を、当該マシン の精度では表すことが不可能でした。 | |
35 | ENOMSG | 要求されたタイプのメッセージがありません。 指定されたメッセージキューに存在しない種類のメッセー ジを受信しようとしました( msgop(2) 参照)。 | |
36 | EIDRM | 識別子が取り去られています。 このエラーは、ファイルシステムの名前スペースから識別 子が削除されたために実行を再開するプロセスに返されま す( msgctl(2)、 semctl(2)、および shmctl(2) 参照)。 | |
37 | ECHRNG | チャネル番号が範囲外です。 | |
38 | EL2NSYNC | レベル 2 が同期していません。 | |
39 | EL3HLT | レベル 3 停止 | |
40 | EL3RST | レベル 3 リセット | |
41 | ELNRNG | リンク番号が範囲外です。 | |
42 | EUNATCH | プロトコルドライバが装備されていません。 | |
43 | ENOCSI | CSI 構造体がありません。 | |
44 | EL2HLT | レベル 2 停止 | |
45 | EDEADLK | デッドロック状態 デッドロック状態を検出したので回避しました。 このエラーはファイルおよびレコードのロック処理に関連して発生します。 また、ミューテックス、セマフォ、条件付き変数、 および読み込み / 書き出しロックにもあてはまります。 | |
46 | ENOLCK | レコードロックが使用できません。 使用可能なロックが存在しません。 システムのロックテーブルが満杯です( fcntl(2) 参照)。 | |
47 | ECANCELED | 命令がキャンセルされました。 関連の非同期命令が終了前にキャンセルされました。 | |
48 | ENOTSUP | サポートしません。 このバージョンはこの機能をサポートしません。 以降のバージョンでサポートします。 | |
49 | EDQUOT | ディスクの制限を超えました。 ディスクブロックの制限を使い果たしたため、通常ファ イ ルへの write() 、またはディレクトリやシンボリックリンクの作成、 またはディレクトリエントリの作成に失敗しました。 あるいは i ノードの制限を使い果たしたため、 新しくファイルを作成するための i ノードの割り当てに失敗しました。 | |
58-59 | 予約領域 | ||
60 | ENOSTR | ストリームデバイスではありません。 STREAMS デバイスではないファイル記述子に対して putmsg または getmsg システムコールを試みました。 | |
61 | ENODATA | データがありません。 | |
62 | ETIME | タイマが終了しました。 STREAMS ioctl コール用にタイマに設定した時間が経過しました。 このエラーの原因はデバイスにより異なり、ハー ドウェア上のエラー、ソフトウェア上のエラーのどちらも 考 えられます。また設定した時間が要求した動作に対して 短すぎた、という場合も考えられます。ioctl 動作の状態 は確定できません。これは _lwp_cond_timedwait() あるい は cond_timedwait() の場合に返されます。 | |
63 | ENOSR | ストリーム資源が使い尽くされました。 STREAMSの open 処理において、 STREAMS キューまたは STREAMS ヘッドのデータ構造体が使用不可能でした。この エラー状態は一時的なもので、他のプロセスがリソースを 解放すれば回復できる場合があります。 | |
64 | ENONET | マシンがネットワーク上にありません。 リモートファイルシェアリング( RFS)固有のエラーです。 立ち上げ時にネットワークに接続するよう操作しな かったマシン上で、リモートリソースのアドバタイズ、 アンアドバタイズ、マウント、またはアンマウントを試みました。 | |
65 | ENOPKG | パッケージがインストールされていません。 インストールされていないパッケージからのシステムコー ルを使おうとしました。 | |
66 | EREMOTE | オブジェクトがリモート側にあります。 リモートファイルシェアリング( RFS)固有のエラーです。 ローカルマシン上にないリソースをアドバタイズしよ うとしました。またはリモートマシン上のデバイス(また はパス名)をマウント/アンマウントしようとしました。 | |
67 | ENOLINK | リンクが切断されました。 リモートファイルシェアリング( RFS)固有のエラーで す。 リモートマシンと接続していたリンク(仮想回線)が 切断されてしまいました。 | |
68 | EADV | アドバタイズエラー リモートファイルシェアリング( RFS)固有のエラーで す。 すでにアドバタイズ済みのリソースをアドバタイズし ようとしました。あるいはアドバタイズ中のリソースが存 在しているのに RFS を停止しようとしました。あるいはア ドバタイズ中のリソースを強制的にアンマウントしようと しました。 | |
69 | ESRMNT | Srmount エラー リモートファイルシェアリング( RFS)固有のエラーで す。 リモートマシンがマウントしたリソースが存在してい るのに RFSを停止しようとしました。または現在リソー ス を マウントしているリモートマシンを含まないクライアン トリストを使ってリソースを再アドバタイズしようとしま した。 | |
70 | ECOMM | 送信時に通信エラーが発生しました。 リモートファイルシェアリング( RFS)固有の エ ラー で す。 現プロセスがリモートマシンからのメッセージを待っ ているときに、仮想回線が異常終了しました。 | |
71 | EPROTO | プロトコルエラー 何らかのプロトコルエラーが発生しました。このエラー は デ バイス固有のものですが、通常はハードウェアのエラー には起因しません。 | |
74 | EMULTIHOP | マルチホップ(multihop)が試みられました。 リモートファイルシェアリング( RFS)固有の エ ラー で す。 直接アクセスできないリモートリソースをアクセスし ようとしました。 | |
76 | EDOTDOT | エラー76 リモートファイルシェアリング( RFS)固有の エ ラー で す。 サーバが「プロセスがマウントポイントから転送しな おした」ことをクライアントに伝える手段として用います。 | |
77 | EBADMSG | データメッセージではありません。 STREAMS デバイスに対する read、 getmsg、または ioctl I_RECVFD システムコール中に、処理できない何かがキュー の先頭に置かれました。その何かとは、以下に示すよう に システムコールにより異なります。 read: 制御情報、または渡されたファイル記述子 getmsg: 渡されたファイル記述子 ioctl: 制御情報またはデータ情報 | |
78 | ENAMETOOLONG | ファイル名が長すぎます。 パス名引数の長さが PATH_MAX が示す最大長を超えてい ま した。あるいは _POSIX_NO_TRUNC が有効なときにパス名を 構成する名前の 1 つが NAME_MAX が示す値より長すぎまし た。最大長に関しては limits(4) を参照してください。 | |
79 | EOVERFLOW | 定義されたデータタイプに関して、値が大きすぎます。 | |
80 | ENOTUNIQ | 名前(name)がネットワーク上に複数存在します。 指定された名前がネットワーク上で一意ではありませんでした。 | |
81 | EBADFD | ファイル記述子が異常です。 ファイル記述子がオープン済みのファイルを示していま せ ん。 または書き込み専用にオープンされたファイルに対し て読み取り要求を発行しました。 | |
82 | EREMCHG | リモート側のアドレスが変更されています。 | |
83 | ELIBACC | 必要な共有ライブラリが見つかりません。 共有スタティックライブラリを必要とする a.out を実行し よ うとしましたが、ライブラリが存在しませんでした。あ るいはユーザがそのライブラリを使うための正しいアク セ ス権を持っていませんでした。 | |
84 | ELIBBAD | 共有ライブラリが異常です。 共有スタティックライブラリを必要(リンク対象)とす る a.out を実行しようとしましたが、 exec がそのライブラ リをロードできませんでした。原因としてはライブラリ が 破壊されていることが考えられます。 | |
85 | ELIBSCN | a.out ファイルの .lib 部分が壊れています。 共有スタティックライブラリを必要(リンク対象)とす る a.out を実行しようとしましたが、 a.out 中のセクション に不当なデータを検出しました。セクションは、どの共 有 ラ イブラリが必要かを exec に伝える役割を果たします。 エラーの原因としては a.out が破壊されていることが考え られます。 | |
86 | ELIBMAX | システム限界数以上の共有ライブラリをリンクしようとしています。 現在システムに定義されている許容最大値を超える数の 共 有 ラ イブラリを必要とする a.out を実行しようとしまし た。詳しくは、「 NFS の管理」を参照してください。 | |
87 | ELIBEXEC | 共有ライブラリは直接実行(exec)できません。 共有ライブラリを直接実行しようとしました。 | |
88 | EILSEQ | エラー88 不当なバイトシーケンスを検出しました。 複数の文字 を 1 文字として扱ってください。 | |
89 | ENOSYS | 動作を適用できません。 | |
90 | ELOOP | パス名チェック中に見つかったシンボリックリンクの数が MAXSYMLINKS を超えました。 | |
91 | ESTART | システムコールは再開できます。 割り込みを受けたシステムコールは再起動する必要があります。 | |
92 | ESTRPIPE | パイプ/FIFO の場合、ストリームヘッドで休止できません。 ストリームのパイプエラー(外部からは見えません)。 | |
93 | ENOTEMPTY | ディレクトリが空ではありません。 | |
94 | EUSERS | ユーザが多すぎます。 | |
95 | ENOTSOCK | ソケットに対する操作がソケット以外に適用されました。 | |
96 | EDESTADDRREQ | 宛先のアドレスが必要です。 トランスポートの終端における動作で、必要な宛先アド レ スが省略されていました。 | |
97 | EMSGSIZE | メッセージが長すぎます。 トランスポートプロバイダに送信されたメッセージの長 さ が、 内部メッセージバッファのサイズまたはネットワーク 上の制限値を超えていました。 | |
98 | EPROTOTYPE | プロトコルの型がソケット用ではありません。 指定されたプロトコルは、要求されたソケットのタイプ の セマンティクスをサポートしていません。 | |
99 | ENOPROTOOPT | プロトコル使用不可能 プロトコル用オプションの獲得または設定時に、不当な オ プションまたはレベルが指定されました。 | |
120 | EPROTONOSUPPORT | プロトコルがサポートされていません。 指定されたプロトコルはシステム中に定義されていません。 またはそのプロトコル用のバージョンが導入されていません。 | |
121 | ESOCKTNOSUPPORT | ソケットの型がサポートされていません。 指定されたソケットはシステム中に定義されていませ ん。 ま た は そのソケット用のバージョンが導入されていません。 | |
122 | EOPNOTSUPP | 動作がトランスポートの終点でサポートされていません。 たとえばデータグラムのトランスポートの終端で、 接続を受け付けようとしました。 | |
123 | EPFNOSUPPORT | プロトコルファミリがサポートされていません。 指定されたプロトコルファミリはシステム中に定義され て い ません。またはそのプロトコルファミリ用のバージョン が導入されていません。この状態はインターネットプロ ト コルに適用されます。 | |
124 | EAFNOSUPPORT | プロトコルファミリがアドレスファミリをサポートしていません。 要求されたプロトコルと互換性のないアドレスが使用されました。 | |
125 | EADDRINUSE | アドレスがすでに使われています。 現在使用中のアドレスを使おうとしましたが、プロトコ ル はこのような指定を許していません。 | |
126 | EADDRNOTAVAIL | 要求されたアドレスを割り当てられません。 現在のマシン上に存在しないアドレスを使ってト ラ ン ス ポートの終端を生成しようとしました。 | |
127 | ENETDOWN | ENETDOWN ネットワークがダウンしています。 指定動作実行中にネットワークのダウンを検出しました。 | |
128 | ENETUNREACH | ネットワークに到達できません。 到達できないネットワークに対する動作を試みました。 | |
129 | ENETRESET | リセットによりネットワーク接続が中断されました。 接続先のホストがクラッシュしてリブートされました。 | |
130 | ECONNABORTED | ソフトウェアによって接続が中断されました。 ホストマシン内部で接続を異常終了しました。 | |
131 | ECONNRESET | 接続が相手側によってリセットされました。 相手側により接続が強制的に切断されました。通常この 状 態 は、タイムアウトまたはリブートによりリモートホスト との接続が失われたときに発生します。 | |
132 | ENOBUFS | バッファ領域がありません。 バッファのスペースが不十分またはキューが満杯のた め、 ト ランスポート終端またはパイプにおける動作が実行され ませんでした。 | |
133 | EISCONN | トランスポートの終点は接続されています。 すでに接続されているトランスポート終端に対して接続 要 求 が発行されました。または接続されているトランスポー ト終端上で sendto または sendmsg リクエストが発 行 さ れ、接続済みの宛先が指定されました。 | |
134 | ENOTCONN | トランスポートの終点が接続されていません。 トランスポート終端が接続されていません。さらに (デー タ グラム送信の場合)アドレスが指定されていないので、 データ送信または受信要求は受け付けられません。 | |
143 | ESHUTDOWN | ソケットのシャットダウン後で送信できません。 トランスポート終端がシャットダウン済みなので、デー タ 送信要求は受け付けられません。 | |
144 | ETOOMANYREFS | 参照が多すぎます。つなぎ合わせられません。 | |
145 | ETIMEDOUT | 接続がタイムアウトしました。 相手側が一定時間内に正しい応答を返さなかったので、 connect 要 求、 または send 要求は実行できませんでし た。あるいは、ファイルが soft オプションでマウント さ れ た NFS ファイルシステム上に存在するため、 write 要 求、または fsync 要求に失敗しました。 | |
146 | ECONNREFUSED | 接続が拒否されました。 相手側マシンにより拒否されたので、接続要求は実行で き ま せんでした。通常この状態は、リモートホストでは稼動 していないサービスへの接続を試みた場合に発生します。 | |
147 | EHOSTDOWN | ホストがダウンしています。 宛先ホストがダウンしたため、トランスポートプロバイダ の動作が失敗しました。 | |
148 | EHOSTUNREACH | ホストへの経路がありません。 到達不可能なホストに対してトランスポートプロバイダ の 動作を試みました。 | |
149 | EALREADY | すでに動作中です。 非ブロック型オブジェクトに対して処理を試みました が、 そのオブジェクトはすでに何らかの動作を実行中でした。 | |
150 | EINPROGRESS | 動作続行中です。 非ブロック型オブジェクトに対して、長時間を要する処 理 (たとえば connect)を試みました。 | |
151 | ESTALE | NFS のファイルハンドルが無効です。 |
HP-UX のエラーの説明
番号 | シンボル | エ ラ ー の 説 明 | |
---|---|---|---|
1 | EPERM | Not owner. 通常は、所有者とスーパーユーザー以外には禁止されたファイルの修正(ファイルのモード変更など)を示します。特権が必要な操作を、特権のない通常のユーザーが行った場合にも、このエラーが返されます。 | |
2 | ENOENT | No such file or directory. このエラーは、存在するはずのファイルが指定されたときにそのファイルが存在していない場合、またはパス名中のディレクトリの1つが存在していない場合に 発生します。keyがオブジェクトを何も参照しておらず、IPC_CREATフラグがセットされていない場合にも、msgget(),semget()お よびshmget()で発生します。 | |
3 | ESRCH | No such process. kill(), rtprio() または ptrace() のpidで指定されたプロセスが発見できません。またはプロセスにアクセスできません。 | |
4 | EINTR | Interrupted system call. ユーザーがキャッチしようとしている非同期のシグナル(割込みまたは中止など)がシステム・コール中に発生しました。シグナルを処理した後に実行を再開し た場合は、システム・コールが再スタートされない限り、割り込まれたシステム・コールがこのエラー状態を返したように見えます(sigvector(2) 参照)。 | |
5 | EIO | I/O error. 物理的な I/O エラー。実際に適応される呼出しの次の呼出しで発生する場合もあります。 | |
6 | ENXIO | No such device or address. スペシャル・ファイルのI/Oが参照しているサブデバイスが存在しない場合、またはデバイスの制限を超えている場合に発生します。例えば、テープ・ドライ ブがオンラインでなかったり、ドライブにディスク・パックをロードしていない場合にも、このエラーが発生します。 | |
7 | E2BIG | Arg list too long. 引き数または環境リスト、あるいはそのDDRI両方のリストについて、サポートされている最大長を超えるDDRIものがexec()ファミリのメンバーに なっています。また、メッセージ・サイズまたはセマフォの数がシステムの制限(msgop,semop)を超えている場合、設定された特権グループが多す ぎる場合(setprivgrp)にも発生します。 | |
8 | ENOEXEC | Exec format error. パーミッションは適切であるが、正しいマジック・ナンバーで始まっていないファイル(a.out(4)参照)、または正しい実行可能ファイルヘッダを持つには小さすぎるファイルを実行しようとしました。 | |
9 | EBADF | Bad file number. ファイル記述子が開いているファイルを参照していません。または書込み(読取り)専用で開かれているファイルに読取り(書込み)要求が行われました。またはファイル記述子が正しいファイル記述子の範囲にありません。 | |
10 | ECHILD | No child processes. 子プロセスのないプロセス、または中断できない子プロセスを持つプロセスによって、wait()が実行されました。 | |
11 | EAGAIN | Resource temporarily unavailable. これは一時的な状態であり、後で同じルーチンを呼び出すと、正常に終了するかもしれません。 | |
12 | ENOMEM | Not enough space. exec(), brk(), fork() またはsbrk()のようなシステム・コール中に、プログラムがシステムが提供できる以上の領域を要求しました。これは一時的な状態ではありません。最大 領域サイズはシステム・パラメータです。fork()中にスワップ領域が足りなくなった場合にも、エラーが発生します。 | |
13 | EACCES | Permission denied. プロテクション・システムによって禁止された方法で、ファイルまたはIPCオブジェクトにアクセスしようとしました。 | |
14 | EFAULT | Bad address. システムがシステム・コールの引き数を使用しようとして、ハードウェア障害に遭遇しました。システム・コールにパラメータの数を間違って渡した場合にも発生します。このエラーが発見できるかどうかは、実現方法に依存します。 | |
15 | ENOTBLK | Block device required. mount() の引き数のような、ブロック型デバイスが必要な場所で、ブロック型でないファイルが宣言されました。 | |
16 | EBUSY | Device or resource busy. すでにマウントしているデバイスにマウントが試みられました。またはアクティブ・ファイル(開いているファイル、現在のディレクトリ、マウントされたファ イル、アクティブなテキスト・セグメント)のあるデバイスにディスマウントが試みられました。すでにイネーブルなアカウンティングをイネーブルにしようと した場合にも発生します。非共有デバイス・ファイルを使用しているような場合は、デバイスまたはリソースを使用できません。 | |
17 | EEXIST | File exists. 既存ファイルが不適切なコンテクスト(link()など)で宣言されました。 | |
18 | EXDEV | Cross-device link. 別デバイス上のファイルへリンクが試みられました。 | |
19 | ENODEV | No such device. デバイスに不適切なシステム・コール(書込み専用のデバイスへの読取り等)が試みられました。 | |
20 | ENOTDIR | Not a directory. パス・プリフィックス中や chdir() の引き数のような、ディレクトリが必要な関数で、ディレクトリでないものが指定されました。 | |
21 | EISDIR | Is a directory. ディレクトリを書込みで開こうとしました。 | |
22 | EINVAL | Invalid argument. 不正な引き数(現在マウントされていないデバイスのアンマウント、signal()またはkill()での未定義シグナルの宣言、またはlseek()が 負のポインタを生成するようなファイルの読取りや書込みなど)。本マニュアルの(3M)エントリーで説明されている算術関数によってセットされることもあ ります。 | |
23 | ENFILE | File table overflow. 開いているファイルのシステム・テーブルがいっぱいです。 一時的に、これ以上のopen()は受け付けられません。
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24 | EMFILE | Too many open files. プロセスは、同時にシステムで定義された以上の数のファイル記述子のファイルを開けません。
| |
25 | ENOTTY | Not a typewriter. 選択されたデバイス・タイプには、(ioctl())コマンドは不適切です。 | |
26 | ETXTBSY | Text file busy. 現在、書込み(読取り)用に開かれている実行可能ファイルを実行しようとしました。または現在実行中の書込み可能なファイルを書込み用で開こうとしました。 | |
27 | EFBIG | File too large. ファイルのサイズが(ファイルシステムの)最大ファイル・サイズを超えています。またはULIMITを超えています(ulimit(2)参照)。またはsemop()呼出しのセマフォ数が不正です(semop(2)参照)。 | |
28 | ENOSPC | No space left on device. 通常ファイルへの write() 中に、デバイスに空きスペースがなくなりました。またはSEM_UNDOフラグがセットされている場合に、msgget(),semget()またはsemop()中にシステム・テーブルに領域がなくなりました。 | |
29 | ESPIPE | Illegal seek. lseek() が、パイプに対して発行されました。 | |
30 | EROFS | Read-only file system. 読取り専用でマウントされたデバイス・ファイルまたはディレクトリを修正しようとしました。 | |
31 | EMLINK | Too many links. ファイルへのリンクの最大値以上のリンクを作ろうとしました。 | |
32 | EPIPE | Broken pipe. 他方(読取り)がクローズされているパイプに、データを書き込みました。これは、書込みプロセスより前に、読取りプロセスが終了した場合、多く発生します。この状態は、シグナルSIGPIPEを生成します。シグナルが無視される場合、エラーが返されます。 | |
33 | EDOM | Math argument. 算術パッケージ(3M)の関数の引き数が、関数のドメインの外にあります。 | |
34 | ERANGE | Result too large. 算術パッケージ(3M)の関数の値が、マシンの精度内では表現できません。またはsemop()呼出しで、セマフォ値またはセマフォ調整値がシステムによって決められた最大値を超えました。 | |
35 | ENOMSG | No message of desired type. 指定されたメッセージ待ち行列に存在しない型のメッセージを受信しようとしました。msgop(2)を参照してください。 | |
36 | EIDRM | Identifier Removed. このエラーは、ファイルシステムのネーム・スペースから識別子を除去するために実行を再開したプロセスに返されます(msgctl(2),semctl(2),およびshmctl(2)参照)。 | |
45 | EDEADLK | Resource deadlock would occur. システム・リソースをロックしているプロセスが、別のプロセスがロックしているリソースにアクセスを試みてスリープしました。 | |
46 | ENOLCK | System lock table is full. ファイル・ロックを持っているファイルが多すぎる場合、ファイルのレコード・ロックが多すぎる場合、強制モード・ロックがクリアされるまでスリープしてい る読取り/書込みプロセスが多すぎる場合に発生します。また、このエラーは、リモートNFSファイルへのロック要求処理におけるシステムの問題点を指摘し ます。NFSのステートレス機能が必要なロック情報の管理を妨げるため、ロック強制モードビットがセットされているリモートNFSファイルにロック操作を 試みた場合にも、必ずこのエラーが返されます。 | |
47 | EILSEQ | Illegal byte sequence. 正しい文字に対応しないワイド文字コードが発見されました。またはバイト列が正しいワイド文字コードを形成していません。 | |
70 | ESTALE | Stale NFS file handle. クライアントは、開いているファイルを参照しましたが、ファイルはすでに消去されています。 | |
71 | EREMOTE | Too many levels of remote in path. すでにリモート・マウントされたNFSファイルシステム構成要素を持つパス中に、NFSファイルシステムをリモート・マウントしようとしました。 | |
215 | ENOSYM | Symbol does not exist in executable. ダイナミックローダのインタフェース・ルーチンの1つが呼出し中に、ダイナミックローダが共有ライブラリで参照されているシンボルをリゾルブできませんでした(shl_load(3X)参照)。プログラムは、矛盾した状態になり、即座に終了します。 | |
217 | EDESTADDRREQ | Destination address required. ソケットの操作で、必要なアドレスが省略されました。 | |
218 | EMSGSIZE | Message too long. ソケットはメッセージのアトミックな送信を必要としますが、送信されるメッセージのサイズの問題で不可能になりました。 | |
219 | EPROTOTYPE | Protocol wrong type for socket. 要求されたソケット型のセマンティックスをサポートしていないプロトコルが指定されました。例えば、ARPAインタネットのUDPプロトコルは、SOCK_STREAM型では使用できません。 | |
220 | ENOPROTOOPT | Protocol not available. getsockopt() またはsetsockopt()呼出しで、不正なオプションが指定されました(getsockopt(2)参照)。 | |
221 | EPROTONOSUPPORT | Protocol not supported. プロトコルは、システムに構成されていないか、またはインプリメンテーションされていません。 | |
222 | ESOCKTNOSUPPORT | Socket type not supported. ソケット型のサポートは、システムに構成されていないか、またはインプリメンテーションされていません。 | |
223 | EOPNOTSUPP | Operation not supported. ソケットまたはNFSファイルに要求された操作が不正であるか、サポートされていません。例えば、データグラムソケットへの接続のaccept()が異常終了した場合にも発生します。 | |
224 | EPFNOSUPPORT | Protocol family not supported. プロトコル・ファミリは、システムに構成されていないか、またはインプリメンテーションされていません。ソケットは接続されません。 | |
225 | EAFNOSUPPORT | Address family not supported by protocol family. 要求されたプロトコルと適合しないアドレスが使用されました。例えば、ARPAインタネット・プロトコルでは、PUPインタネット・アドレスを使用できません。 | |
226 | EADDRINUSE | Address already in use. 各アドレスの使用は、通常一度のみです。 | |
227 | EADDRNOTAVAIL | Cannot assign requested address. 通常、そのマシンにないアドレスでソケットを作成しようとした場合に発生します。 | |
228 | ENETDOWN | Network is down. ソケット操作で通信不能のネットワークに遭遇しました。 | |
229 | ENETUNREACH | Network is unreachable. 到達不能のネットワークにソケット操作をしようとしました。 | |
230 | ENETRESET | Network dropped connection on reset. 接続しているホストがクラッシュし、再ブートしました。 | |
231 | ECONNABORTED | Software caused connection abort. ホスト・マシンの内部で接続が中止されました。 | |
232 | ECONNRESET | Connection reset by peer. 接続が相手から強制的にクローズされました。通常、相手がshutdown()呼出しを実行した場合に発生します(shutdown(2)参照)。 | |
233 | ENOBUFS | No buffer space available. システムに十分なバッファ領域がないため、ソケットの操作が実行できません。 | |
234 | EISCONN | Socket is already connected. connect() 要求がすでに接続しているソケットに対して行われました。または接続しているソケットでのsendto()またはsendmsg()要求で接続先以外の宛先を指定しました。 | |
235 | ENOTCONN | Socket is not connected. ソケットが接続されていないため、データの送信や受信が行えません。 | |
236 | ESHUTDOWN | Cannot send after socket shutdown. ソケットが前のshutdown()呼出しですでにシャットダウンされていたため、データ送信要求が拒否されました。 | |
238 | ETIMEDOUT | Connection timed out. 指定時間内に接続先が応答しなかったため、connect()要求が異常終了しました(タイムアウト期間は、通信プロトコルに依存します)。 | |
239 | ECONNREFUSED | Connection refused. ターゲット・マシンの能動的拒絶により、接続できませんでした。通常、外部ホストに対してアクティブでないサービスに接続しようとした場合に発生します。 | |
239 | EREFUSED | Connection refused. 外部変数errnoは、NFS互換性のためにECONNREFUSEDに定義されています。 | |
241 | EHOSTDOWN | Host is down. ソケット操作で、通信不能のホストに遭遇しました。ローカル・ホストのネットワーク状態は起動されません。 | |
242 | EHOSTUNREACH | No route to host. 到達不能のホストにソケット操作が試みられました。 | |
244 | EALREADY | Operation already in progress. すでに操作中のノンブロッキング・オブジェクトに対して操作しようとしました。 | |
245 | EINPROGRESS | Operation now in progress. ノンブロッキング・オブジェクトに完了するまで長い時間のかかる操作が試みられました(ioctl(2)およびfcntl(2)参照)。 | |
246 | EWOULDBLOCK | Operation would block. プロセスをブロックさせる可能性のある操作がノンブロッキングモードのオブジェクトに対して試みられました(ioctl(2)およびfcntl(2)参照)。 | |
247 | ENOTEMPTY | Directory not empty. 空でないディレクトリを消去しようとしました。 | |
247 | ENOTSOCK | Socket operation on non-socket. ソケットでないものに操作を試みました。 | |
248 | ENAMETOOLONG | File name too long. 指定されたパスがシステムの最大パス長を超えています。最大パス長は、PATH_MAXで指定されており、 | |
249 | ELOOP | Too many levels of symbolic links. パス名のサーチでMAXSYMLINKS以上のシンボリック・リンクが含まれています。MAXSYMLINKSは、 | |
251 | ENOSYS | Function is not available. 要求された関数または操作は、システムで実現または構成されていません。 |
AIX のエラーの説明
番号 | シンボル | エ ラ ー の 説 明 |
---|---|---|
1 | EPERM | Operation not permitted |
2 | ENOENT | No such file or directory |
3 | ESRCH | No such process |
4 | EINTR | interrupted system call |
5 | EIO | I/O error |
6 | ENXIO | No such device or address |
7 | E2BIG | Arg list too long |
8 | ENOEXEC | Exec format error |
9 | EBADF | Bad file descriptor |
10 | ECHILD | No child processes |
11 | EAGAIN | Resource temporarily unavailable |
12 | ENOMEM | Not enough space |
13 | EACCES | Permission denied |
14 | EFAULT | Bad address |
15 | ENOTBLK | Block device required |
16 | EBUSY | Resource busy |
17 | EEXIST | File exists |
18 | EXDEV | Improper link |
19 | ENODEV | No such device |
20 | ENOTDIR | Not a directory |
21 | EISDIR | Is a directory |
22 | EINVAL | Invalid argument |
23 | ENFILE | Too many open files in system |
24 | EMFILE | Too many open files |
25 | ENOTTY | Inappropriate I/O control operation |
26 | ETXTBSY | Text file busy |
27 | EFBIG | File too large |
28 | ENOSPC | No space left on device |
29 | ESPIPE | Invalid seek |
30 | EROFS | Read only file system |
31 | EMLINK | Too many links |
32 | EPIPE | Broken pipe |
33 | EDOM | Domain error within math function |
34 | ERANGE | Result too large |
35 | ENOMSG | No message of desired type |
36 | EIDRM | Identifier removed |
37 | ECHRNG | Channel number out of range |
38 | EL2NSYNC | Level 2 not synchronized |
39 | EL3HLT | Level 3 halted |
40 | EL3RST | Level 3 reset |
41 | ELNRNG | Link number out of range |
42 | EUNATCH | Protocol driver not attached |
43 | ENOCSI | No CSI structure available |
44 | EL2HLT | Level 2 halted |
45 | EDEADLK | Resource deadlock avoided |
46 | ENOTREADY | Device not ready |
47 | EWRPROTECT | Write-protected media |
48 | EFORMAT | Unformatted media |
49 | ENOLCK | No locks available |
50 | ENOCONNECT | no connection |
52 | ESTALE | no filesystem |
53 | EDIST | old, currently unused AIX |
54 | EWOULDBLOCK | Operation would block |
55 | EINPROGRESS | Operation now in progress |
56 | EALREADY | Operation already in progress |
57 | ENOTSOCK | Socket operation on non-socket |
58 | EDESTADDRREQ | Destination address required |
58 | EDESTADDREQ | Destination address required |
59 | EMSGSIZE | Message too long |
60 | EPROTOTYPE | Protocol wrong type for socket |
61 | ENOPROTOOPT | Protocol not available |
62 | EPROTONOSUPPORT | Protocol not supported |
63 | ESOCKTNOSUPPORT | Socket type not supported |
64 | EOPNOTSUPP | Operation not supported on socket |
65 | EPFNOSUPPORT | Protocol family not supported |
66 | EAFNOSUPPORT | Address family not supported by protocol family |
67 | EADDRINUSE | Address already in use |
68 | EADDRNOTAVAIL | Can't assign requested address |
69 | ENETDOWN | Network is down |
70 | ENETUNREACH | Network is unreachable |
71 | ENETRESET | Network dropped connection on reset |
72 | ECONNABORTED | Software caused connection abort |
73 | ECONNRESET | Connection reset by peer |
74 | ENOBUFS | No buffer space available |
75 | EISCONN | Socket is already connected |
76 | ENOTCONN | Socket is not connected |
77 | ESHUTDOWN | Can't send after socket shutdown |
78 | ETIMEDOUT | Connection timed out |
79 | ECONNREFUSED | Connection refused |
80 | EHOSTDOWN | Host is down |
81 | EHOSTUNREACH | No route to host |
82 | ERESTART | restart the system call |
83 | EPROCLIM | Too many processes |
84 | EUSERS | Too many users |
85 | ELOOP | Too many levels of symbolic links |
86 | ENAMETOOLONG | File name too long |
88 | EDQUOT | Disc quota exceeded |
89 | ECORRUPT | Invalid file system control data |
93 | EREMOTE | Item is not local to host |
109 | ENOSYS | Function not implemented POSIX |
110 | EMEDIA | media surface error |
111 | ESOFT | I/O completed, but needs relocation |
112 | ENOATTR | no attribute found |
113 | ESAD | security authentication denied |
114 | ENOTRUST | not a trusted program |
115 | ETOOMANYREFS | Too many references: can't splice |
116 | EILSEQ | Invalid wide character |
117 | ECANCELED | asynchronous i/o cancelled |
118 | ENOSR | temp out of streams resources |
119 | ETIME | I_STR ioctl timed out |
120 | EBADMSG | wrong message type at stream head |
121 | EPROTO | STREAMS protocol error |
122 | ENODATA | no message ready at stream head |
123 | ENOSTR | fd is not a stream |
82 | ECLONEME | this is the way we clone a stream ... |
124 | ENOTSUP | POSIX threads unsupported value |
125 | EMULTIHOP | multihop is not allowed |
126 | ENOLINK | the link has been severed |
127 | EOVERFLOW | value too large to be stored in data type |